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旅する男たくまの旅の記録

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【2013.10.11 Friday 】 author : スポンサードリンク
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コンクリート船 武智丸


このブログが開設されてから、はや3年2ヶ月。
本更新で、555件めの記事になります。
ちりも積もればなんとやらですね。
最近はめったに更新することもありませんが、
それにも関わらず、毎日多くのアクセスを頂いているようで、
ほんとうにありがたい限りです。
旅ネタはまだ尽きていないので、もうしばらくお付き合いいただければ幸いです(^^)


さて、今日はちょっとかわったものをご紹介します。
広島県安浦町の港で見られる、武智丸です。
何がかわっているのかというと、武智丸はなんと、コンクリートで造られた船なのです。

この船の来歴は戦時中に遡ります。
船を建造するのがままならない鋼材不足を補うため、
林邦雄という日本海軍技術中佐が設計したのがコンクリート船でした。
これが採択され、大阪府土木会社の武智昭次郎によって、
高砂市の造船所で建造されたのが武智丸です。

コンクリート製なんて、例え航行可能だったとしても、
かなりもろかったのではないでしょうか。
敵に出会えばひとたまりもなかったことでしょう。

しかし、日本海軍が苦し紛れに設計したこのコンクリート船は4隻建造され、
なんと南方にも航海したというから驚きです。


下が武智丸の写真です。


【武智丸遠景】

ん?どれが船?

と一瞬思ってしまいましたが、よくよくみると、
写真中央に二隻の船が並んでいました。


【武智丸近景1】


【武智丸近景2】

まるで防波堤のごとく並んでいる2隻。
じつは、現在の武智丸は、本当に防波堤として活用されているのです。
なんでも、安浦の港には防波堤が無く、台風の度に被害をこうむっていたので、
昭和22年、大阪に停泊していた武智丸を持ってきてこの場所に沈めたのがはじめだとか。

波を防がなければならないので、当然沈められ固定されているのですが、
船の形をはっきりと残しています。


【武智丸の船首】


【武智丸の船上】

外観のみでなく、内部もそれなりに船の様相です。


【武智丸内部1】


【武智丸内部2】


この武智丸は、実はかなりマニアックな遺物らしく、
防大出身のたくまの親友でさえ
「コンクリート船の存在なんて初めて聞いた!」
そうです。

世にも珍しいコンクリート船、なにかしらの文化財指定でも受けているのかと思ったのですが、
その管理には広島県竹原土木事務所が関わっているようです。
完全に防波堤として扱われているということなのでしょうか?

なんにしろ、今となっては戦時中の日本を知る貴重な資料です。
大事に保存されるといいですね。

【2008.10.25 Saturday 00:41】 author : たくま
| 中国・四国 | comments(3) | trackbacks(0) |
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【2013.10.11 Friday 00:41】 author : スポンサードリンク
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この記事に関するコメント
泥船 武部丸なら知ってます
| | 2008/10/31 10:43 PM |
な、なに奴?(--;
| たくま | 2008/11/05 11:00 PM |
広島県人ながら、この船の存在は知りませんでした。
呉にも住んでいたことがあり、安浦のほうにも遊びに行ったこともあるけど、知らんかったなぁ。


さて、突然ですが、お知らせです。
プロバイダの都合でブログを引っ越しました。
1月末までは、以前のURLでも接続できるんだけど、2月以降は接続できなくなるので、リンクのアドレス変更をお願いします。

▽新しいアドレス
http://red.ap.teacup.com/jyublog/


| じゅう | 2008/12/06 7:32 PM |
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