日本各地を旅する男のブログ
 

旅する男たくまの旅の記録

現在地は、すでに訪れ た土地は、全ての 予定を完了した土地をで示していきます。

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【2013.10.11 Friday 】 author : スポンサードリンク
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吉野ヶ里遺跡

九州の日記を途中やめにしていましたが、紹介していない県には行っていないのでは?な〜んて思われると困るので、また続きを書きます。


今日は佐賀県の吉野ヶ里遺跡です。
名前だけならほとんどの人が聞いたことがあるのではないでしょうか?
大規模な弥生時代の集落遺跡で、見つかった当時は邪馬台国論争に決着をつける大発見としてメディアを騒がせました。

いや、今にしてみれば、メディアが勝手に騒いでいただけかも知れません。


ご存知のように、邪馬台国の所在については北九州と畿内の二つの有力説があります。
しかし、実は、邪馬台国の存在は、文献史料としてはたった一冊の書物でしか確認できません。
それが中国の『魏志』倭人伝というものです。

邪馬台国の研究は、この一冊を是として、それに書かれている内容により近い遺跡を探すという方法をとっているのです。


吉野ヶ里遺跡が発見されたとき、メディアでは邪馬台国は北九州であったとほぼ断定的に報じられていたように記憶しています。
しかし、吉野ヶ里で『魏志』倭人伝の記述と一致する発見はほとんどありません。

邪馬台国は3世紀に存在していた国で、それは日本の時代区分では弥生時代後期に当たります。
吉野ヶ里に、同じ弥生時代後期にかなりの勢力を持った集団がいたことは明らかですが、それを邪馬台国とする根拠はとても乏しいのです。
ですから、今では吉野ヶ里を邪馬台国という人はほとんどいません。

メディアはいろんなことを言いますが、鵜呑みにしないように気を付けたいです。



さて、たくまが吉野ヶ里を訪れたのは午後四時前。
五時の閉門より一時間ほど前でした。
入場料を払って入り、遺跡を一望して青ざめるたくま。

…め、めちゃくちゃ広いΣ( ̄□ ̄;)
一時間で見きれるのか?


南北に長い吉野ヶ里遺跡。
全体は堀と柵に囲まれています。

20070113_216906.jpg
【外郭の堀と柵】

その中に、さらに堀と柵で囲われた内郭が南北に二つあり、遺跡の最北には墳丘墓を中心とした埋葬地域があります。

細かいところを見だすと時間が足りないので、南北内郭と埋葬地域の三カ所だけはとにかく押さえておこうとダッシュで移動するたくま。
外郭の門を西側からくぐり進入。

20070113_216907.jpg
【外郭の門】

まずは北内郭に向かいました。

20070113_216909.jpg
【北内郭遠景】


写真右側の一番大きい建物付近が北内郭です。
北内郭は、政治や祭祀が執り行われた吉野ヶ里集落の中枢と考えられています。
防衛のため複雑に入りくんだ入口にはこのようなモチーフが復元されていました。

20070113_216911.jpg
【入口のモチーフ】

ほんとかよ〜(--;)


北内郭にはかなり巨大な建造物の柱跡があり、その復元がこれです。

20070113_216913.jpg
【北内郭の巨大建造物】

発掘というのは、地中の状態はわかっても地上の情報は滅多に入りません。
そのため、地上部分の復元は、まだ残っている同時代の建築や絵などが参考にされますが、これは一体どうなのでしょう?
スケールのでかさは迫力ですが、ちょっと漫画っぽいです。

この建造物、高床の二階建てに復元されており、内部も見学できます。
政治と祭祀が執り行われた施設という設定になっており、一階では会議の様子、二階では祭祀の様子を人形で再現していました。

20070113_216914.jpg
【一階】

20070113_216915.jpg
【二階】

え〜〜〜?(--;)
これはちょっと…やりすぎじゃあないかい?

一応神主のたくま、特に二階が気になりました。

20070113_216916.jpg
【祭壇】

鏡と剣と玉が…
この時代のこの地域に三種の神器が成立していたという根拠はなんなのだろう?


20070113_216917.jpg
【祭主の巫女】

巫女が身体に巻き付けてるのは蔓(かずら)。手に持っているのは小笹。
琴の音に合わせて神がかりの儀式をしているそうですが、それはちょっとやり過ぎじゃあないかい?(--;)



北内郭の後、駆け足で墳丘墓に向かいました。
集落の最北にあたる墓地地域。
もしかするとその立地のバックグラウンドには風水思想があるのかも知れません。

20070113_216921.jpg
【墳丘墓遠景】

吉野ヶ里の墳丘墓で面白いのは、墓の前に一本の柱跡があることです。

20070113_216922.jpg
【墳丘墓と柱】

墳丘墓前にこのような意味ありげな柱があるのは珍しく、吉野ヶ里では祖霊の宿る柱と解釈していました。
もちろん、実際のところはわかりません。
地上部の形も想像です。



墓地の後は南内郭へ。

20070113_216923.jpg
【南内郭外観】

ココは吉野ヶ里住民の住居跡とされています。
様々な形の竪穴住居が復元されていました。

20070113_216924.jpg
【復元竪穴住居1】

20070113_216925.jpg
【復元竪穴住居2】

そして、住居以外にも、墳丘墓前の柱に類似するものが

20070113_216926.jpg
【南内郭の柱】

ココでも祭祀を行っていたということか?

そんな疑問を抱いているところへ、一人の係員のお姉さんが通りかかりました。
じっくり解説を読む暇もなくまわっていたのでこれはラッキーと一気に質問を投げ掛けるたくま。


た「すいません。ちょっといいですか?」

係「はい、なんでしょう?」

た「そこの柱は、墳丘墓前のものと同質のものでしょうか?」

係「あ、いえ、これはココでイベントを行うために作ったもので、出土したものではありません」

た「あ、そうなんですか」

紛らわしい(--;)
説明されんとわからんぞ

た「いろんな屋根を持った住居がありますけど、その根拠となる遺物が吉野ヶ里から出たわけではないですよね?」

係「そうですね。他の遺跡から出たものを参考に復元しています」

た「北内郭入口にある鳥もですか?」

係「そうですね。」

た「でもそれがああいう復元になるのは、入口に使われていた根拠があるんですよね」

係「はい」

た「どこの遺跡ですか?」

係「すいません。ちょっと忘れてしまいました。
お詳しいですね。そういうお仕事をされているんですか?」

時間が惜しいたくま。
自分の身の上話はどうでもいい。

た「はあ、まあ。
あと、外郭の外に田んぼがありますけど、あれはあの辺りに田んぼの跡が見つかっているんですか?」

係「いえ、あれは岡山の遺跡を元に再現したものです」

20070113_216927.jpg
【田んぼの再現】

た「ほーほー。それから…」


結局、閉門間際までたっぷり質問してきました。

吉野ヶ里の復元自体はどうなんだろうと思うところが多々ありますが、係の人の知識レベルはなかなか高いように感じました。
かなり教育されているんだと思います。


吉野ヶ里に行かれる際は是非係員を捕まえて聞いてください。
はっきり言って、説明板は不十分です。
【2007.01.13 Saturday 02:13】 author : たくま
| 九州 | comments(5) | trackbacks(0) |
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【2013.10.11 Friday 02:13】 author : スポンサードリンク
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この記事に関するコメント
おはよう。ちょっと不思議な初夢!?をみたのでブログとは関係ないんだけどコメントします。夜勤から戻り、深い眠りについた時のことじゃったぁ〜。ふぅーと夢の中に全身、黒っぽい服を着にまとう一人の女性。気さくに話し掛けてくれ初対面とは思えない印象…。夢の中にいる場所はお台場のフジテレビ!私は挙動不審に辺りをキョロキョロしながら、その女性のあとをついて歩く。すれ違う職員さんにも声をかけるその女性の正体は…アネゴーさん!!!なぜアネゴーさんっとわかったかは家族の話をしていて君の話題で盛り上がったからです(笑)
| くまみよ | 2007/01/15 9:27 AM |
くまみよさん
どんな夢よ(笑)
実際のアネゴーさんがそんなに気さくに話してくれるかは謎ですよ(笑)
| たくま | 2007/01/18 3:51 AM |
私が夢で見たアネゴーさんは…別人なんかなぁ?なっ、なんかタクマさんのコメントが怖い(^^;) 大黒さんやアネゴーさんとは別行動してるの?
| くまみよ | 2007/01/18 4:22 PM |
くまみよさん
武部一家を信用しない方がいいですよ〜(笑)

大黒さんとアネゴーさんはすでに日本を起ちました。
忙しい二人です。
| たくま | 2007/01/19 6:59 PM |
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